紅葉山日記

今年も残暑が厳しくなりましたが、朝夕は幾分気温も下がり、過ごしやすくなりました。
日が沈んでから、心地よい虫の音を耳にすると、季節の移ろいを実感します。

紅葉山庭園・立礼席【もみじ亭】では、今週からメニューが新たになる予定です。
これから、庭園を散策するには最適な季節を迎えます。
ご来園の際はどうぞお立ち寄りになって、静岡のお茶をお愉しみ下さい。




【梅ヶ島煎茶】　　　　・和菓子付…500円
静岡市を流れる安倍川・藁科川流域で取れる本山茶（ほんやまちゃ）は、徳川家康公に
御用茶として扱われた高品質のお茶です。
梅ヶ島は安倍川最上流の地で丁寧に摘採された芽を仕上げました。
深い香りとこくのある味わいです。




【日本平煎茶】　　　　・和菓子付…500円
富士山と駿河湾を望む静岡市日本平には茶畑が広がります。
お茶の品種「やぶきた」発祥の地で、上品な香りと淡麗な味が特長です。




【本山抹茶】　　　　　　・主菓子付…500円
静岡市安倍川の内牧と西ヶ谷、藁科川の産女の茶園で被いを掛けて栽培したお茶を製造し、最後に臼で挽きます。この地域の抹茶は今川、徳川の時代から造られてきました。




【朝比奈玉露】　　　　　・干菓子付…500円
静岡市西隣、岡部の朝比奈川流域は、宇治、八女と並び、玉露の三大銘茶産地といわれます。
摘み取る半月以上前から茶園に被いを掛けることにより、特有な風味が醸しだされます