紅葉山日記

いよいよ新茶シーズン到来となりました。
今季は大きな気象災害もなかったので、良質なお茶を期待したいところです。

日本一の茶どころ静岡に住む私たちには、このようなお茶の話題は馴染みの深いものですが、
一般的には、どの程度、お茶などに関心をもたれているのでしょうか…

立礼席で接客していると、県外からのお客様も多くご来園なさっています。
お茶の葉で淹れた緑茶をいただくことが、非日常のようなひと時と感じている方も見受けられます。

地元静岡で、日常的にお茶に親しんでいる方は勿論、そうでない方にも、
是非、この季節ならではの味わいを堪能していただきたいと思います。

立礼席【もみじ亭】では、5月1日～新茶の呈茶を始めます。
皆様のご来園をお待ちしております。


なお、GW後半（5/4・5・6）の呈茶は、以下のようになります。
　●立礼席 … 新茶
　●茶室・雲海 … 抹茶

5月7日からは通常通り、立礼席にて煎茶（新茶）・抹茶・玉露を呈茶いたします。




＜5月1日からのおしながき＞



【新茶】　[本山・清水]　　・和菓子付…510円
丹精込めた茶畑から、おいしい新茶が届きました。
いきいきとした味と若々しい香り。この季節ならではの“旬”をお愉しみ下さい。
※期間中、各産地の銘柄茶に入れ替わります。




【本山抹茶】　　　　　　・主菓子付…510円
静岡市安倍川の内牧と西ヶ谷、藁科川の産女の茶園で被いを掛けて栽培したお茶を製造し、最後に臼で挽きます。この地域の抹茶は今川、徳川の時代から造られてきました。





【朝比奈玉露】　　　　　・干菓子付…510円
静岡市西隣、岡部の朝比奈川流域は、宇治、八女と並び、玉露の三大銘茶産地といわれます。
摘み取る半月以上前から茶園に被いを掛けることにより、特有な風味が醸しだされます。