紅葉山日記

今日から新年度の4月がスタートしました。
例年では、桜も咲き始めている頃だと思いますが
今年は3月が肌寒かったためか、昨日の時点では、まだ桜の開花宣言もされていません。

昨日から静岡まつりも始まりましたが、桜の咲き具合が気になるところです。

立礼席では昨年に引き続き、
来週から桜葉の香りがする“まちこ”の呈茶がはじまります。
どうぞこの機会に、お茶の香りからも春を感じて下さい。

また、静岡まつり期間中（4月1日・2日）は、
紅葉山庭園では茶室・雲海で抹茶，立礼席で煎茶を呈茶いたします。
この機会に、是非ご来園下さいませ。



＜4月4日からのおしながき＞



【玉川煎茶】　　　　・和菓子付…510円
玉川茶は、安倍川支流の山間地で生産される香り強いお茶です。
駿府城に居住した徳川家康公は、このお茶を愛飲しました。




【まちこ】　　　　　　・和菓子付…510円
静岡市清水区内で栽培される品種茶「静7132」です。
一口飲んだ後に広がる桜葉の香りが特長です。




【本山抹茶】　　　　　　・主菓子付…510円
静岡市安倍川の内牧と西ヶ谷、藁科川の産女の茶園で被いを掛けて栽培したお茶を製造し、最後に臼で挽きます。この地域の抹茶は今川、徳川の時代から造られてきました。




【朝比奈玉露】　　　　　・干菓子付…510円
静岡市西隣、岡部の朝比奈川流域は、宇治、八女と並び、玉露の三大銘茶産地といわれます。
摘み取る半月以上前から茶園に被いを掛けることにより、特有な風味が醸しだされます。