紅葉山日記

ここ数日、真冬並みの寒気の影響で、寒さが厳しい日が続いています。
庭園のカエデ類は、まだ色付き具合がまちまちですが
この冷え込みで、紅葉が一段と進むことを期待します。

紅葉山庭園・立礼席では、12月より、メニューが新たになります。
今年もいよいよ残りわずかとなり、師走を間近に感じるようになりましたが、
落ち着いた庭園で束の間、ゆったりとした時間をお過ごし下さい。


＜12月からのおしながき＞


【清沢煎茶】　　　・和菓子付…510円
静岡市安倍川支流の藁科川上流域、清沢地区で栽培されるお茶には、
山霧が豊かな香りを育みます。
本山茶の代表的な産地で、その歴史はおよそ800年に及びます。




【両河内煎茶】　品種：おくみどり　・和菓子付…510円
両河内は、静岡市清水区興津川上流地域で、古来より銘茶の産地です。
品種「おくみどり」は、特有の香り、綺麗な形状、濃緑の葉色が特徴です。




【本山抹茶】　　　　　・主菓子付…510円
静岡市安倍川の内牧と西ヶ谷、藁科川の産女の茶園で被いを掛けて栽培したお茶を製造し、最後に臼で挽きます。この地域の抹茶は今川、徳川の時代から造られてきました。




【朝比奈玉露】　　　　・和菓子付…510円
静岡市西隣、岡部の朝比奈川流域は、宇治、八女と並び、玉露の三大銘茶産地といわれます。
摘み取る半月以上前から茶園に被いを掛けることにより、特有な風味が醸しだされます。